佐久穂学習倶楽部の目的と願い
佐久穂学習倶楽部は、佐久穂町在住で中学生の「もっと学習をしたい!」という子どもたちのために開設した学習の場です。基本的には学習塾ですが、あえて「倶楽部」と名前を付けたのは、子どもたちに、学習というものを部活動のように、自ら選択して参加し、自ら目標を設定して練度を深めてほしいからです。人生は色々な選択肢が複雑に絡み合っています。その中のひとつの選択肢として学習というものがあります。自ら望んで学習をしようとする佐久穂町の子どもたちに、より高いレベルの学習をする機会を広げていくことがこの倶楽部の目的であり、そういった子どもたちが生き生きと学習できるような佐久穂町にすることがこの倶楽部の願いです。
佐久穂学習倶楽部の規則
学習しようとしている人が集まるところ、それが佐久穂学習倶楽部です。親や友人に強制されてくるところではありません。そこに集まる人ならば、学習に対して最大の敬意を払うべきです。飲食をしながらの受講や携帯電話が鳴る・振動する・見るような状態での受講、ましてや私語をして授業妨害をするなどは、礼を失する行為です。また、出された宿題をやらずに授業参加するなどは、学習をしようとする自分に対して敬意を払っていない行為といえます。他者にも自分にも、そして学習するという行為そのものにも敬意を払うようにしましょう。
佐久穂学習倶楽部は学力さえ上がればよいとは考えていません。その点では、部活動と全く同様だと思います。重要なのは学習を通して、また高校受験という人生の壁を通して、人として一回りも二回りも大きくなることです。そういった意味では学習はひとつの手段に過ぎないともいえます。大切なのは、今ある自分を客観的に見つめた上で、自分の意思で自分の行動を決め、そしてその決定や結果をなにか別の物のせいにしないことです。また自分の選択に責任をもつということは、「しなければならないこと」と「したほうがよいこと」と「したいこと」を明確に区別することです。自分の人生というものは、自分の選択によって作り上げられています。これらの区別を常に意識することで、充実した人生を編み上げることができるでしょう。
不安・恐れ・偏見はすべて無知からくるものです。知らないから不安になるし、不安になるから恐怖の感情を抱く、恐怖の感情を抱くから自己防衛の態度をとることになります。自己防衛の態度とれば、そこには攻撃性と偏見が生じ、多くの場合それが大なり小なりの不幸を招く結果となります。重要なのは知ること。知るとは、「知識を得ること」と「経験をすること」です。この両面がなされてこそ、少しずつではありますが、不安・恐れ・偏見が減っていくはずです。知識や経験は、佐久穂学習倶楽部に来ている時はもちろん、生活の中にゴロゴロころがっているはずです。ようはそれを常に意識して、捕らえようとするか否かなのです。
佐久穂学習倶楽部の内容
佐久穂学習倶楽部は3つの部から構成されます。
佐久穂学習倶楽部 部長
西部 元和(にしべ もとかず)
昭和46年8月16日生まれ
信州大学教育学部卒業
信学会教諭経験15年 うち支部長経験あり
佐久長聖中学校勤務経験6年 うち学年主任経験あり
現・佐久穂町議会議員
参考:「そうだ!町のせいじ屋さんになろう!」
令和6年2月28日更新