以下の記事は令和3年2月23日改訂した後の時間割です。
再度、令和3年度の時間割を組み直しました。
度重なる改訂をお詫びいたします。
以下、改訂に対する私の思いが書かれていますが、
飛ばしたい方はコチラをタップしてください。
佐久穂学習倶楽部も佐久穂町で運営し始めて4年が過ぎようとしています。
4年間で、・・・いやもっと昔から塾業界にいた私は、
ずっと同じ悩みを持っていました。
私のモヤモヤや塾業界のアルアルなどについては、
コチラのブログをご覧いただければと思います。
そしてその思いから佐久穂学習倶楽部を立ち上げたのに、
気がついたら私はまた同じモヤモヤを抱えていました。
そして再び私は気がついたのです。
それは・・・
子どもが自分で学習して何かを獲得した!
という経験が不十分である子どもが多いことです。
いつも丁寧に教えてもらって理解することはできても、
それを自分自身で再現するところまで持っていくことができない。
まさに、「わかる」と「できる」のハザマに溺れてしまってるのです。
そして「わかる」は記憶に過ぎませんから、
時間とともに、しかもかなりの短期間のうちに、風化していってしまいます。
もちろん、「できる」も風化はしますが、
例えば、自転車に乗るなどのように、
すでに技能として身についているので、その風化しにくさの度合いは、
記憶の比ではありません。
私は佐久穂学習倶楽部の時間割について、
私の運営したい学習倶楽部へ原点回帰をすることにしました。
そのポイントは、
自学自習の時間を加えることと、
5教科にかかわる家庭学習の習慣をつけることの2点です。
基本的な授業である
学年別の中学数学は今まで通りの開講となります。
ただし、時間を19:10~20:30を基本としました。
ただし、部活動などによる帰宅時間の関係から、
夏場は少し時間を後ろにずらして授業を行えるように、
講座の後の時間に別の講座を開講するのをやめました。
そしてその時間、つまり20:30~21:20は、
該当する中学数学講座の部員が、引き続き、
自学自習のできる時間としました。
この時間については、あくまでも自由参加ということなので、
参加してもしなくても構いませんし、
また途中で帰宅しても構いません。
この時間を有効に利用するための方法として、
希望者には、他教科の宿題確認というものを始めようと思います。
通常授業である数学の宿題も今まで通り指示されますが、
それ以外の家庭学習を充実させるために、
他教科の問題集を用意していただき、
それにそった宿題を私が指示し、
1週間後に確認をするということを、
この自学自習の時間に行っていこうと思っています。
当然ながら、宿題に出されたところでわからないところなどは、
その時間内に個人的に指導していきます。
何らかの問題集をお持ちの方はそれを利用してください。
もちろん、定期テストに即した、
日頃の家庭学習に向いている各教科用iワークを、
佐久穂学習倶楽部として販売することも可能です。
実際、テスト前になるとテスト対策を実施していましたが、
それによって、
「これはまずい!」という意識が数学以外の教科に移ってしまい、
テスト前になって数学をおろそかにして、
他の教科の学習に専念してしまうことによって、
数学だけ点数が思うように取れないという、
実は塾業界ではアルアルの現象が、
このような小さな学習塾にも起こってしまっていました。
これを改善する方法は一般的に2つ。
1つは、塾の授業の種類を増やすことで学習時間を増やす方法。
そしてもうひとつが、5教科の家庭学習の習慣をつける方法。
前者は、大手の学習塾がよく使う手法です。
テスト前になると授業料が跳ね上がるのはそのためです。
私は企業集団としての労力も資金も持っているわけではありませんし、
そもそもそこが目的で佐久穂学習倶楽部を立ち上げたわけではありませんので、
なんとかして5教科の家庭学習の習慣をつける方法を、
子どもたちに身に着けさせることができなかと考えた次第です。
佐久穂学習倶楽部は、あくまでも、子ども本人が、
自分を変えたい・成長させたいと思うことが起点となっている倶楽部です。
その面から指導をしていくこと、
その中で、自分自身が何かを手に入れる経験を得ること、
そして最終的には、佐久穂学習倶楽部などに所属しなくても、
自分の力で学習を進められるようになることを目標にしています。
どうぞご理解のほど、よろしくお願いします。
佐久穂学習倶楽部令和3年度時間割
全体像については下のPDFチラシをご覧ください。
21試強化部Aチラシ 試21時間割案内主な変更点については以下のとおりです。
特に中1・2は自宅学習や睡眠時間を確保する必要があると常々感じていました。そこで、今までより30分早く終了する時間帯に設定しました。また、その後の20:40~21:20までを自学自習時間に設定し、学習習慣形成の一助にしつつ、他教科への質問対応なども行います。
英語の文法的な内容3年分を1年を通して学習します。とにかく書く学習を重要視します。中3生はもちろんのこと、中2生であっても受講することができます。
国語の問題演習を事前に自宅で行ってきて、それをもとに解法解説を行います。週に最低1回の国語学習の機会を確保するのが目的です。中3生はもちろんのこと、中1・2生が複数年度繰り返し受講することで効果は更に上がると思われます。
高校受験に特化した問題を事前に自宅で行い、それをもとに解法解説を行います。高校受験における形式に沿った形で学習を深めていきます。
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