教育業界から正規では要らないと言われた男

前編では、佐久穂町議会議員選挙に落ちたて、

現実問題は家計が厳しくなることが予測されることだ・・・

のところまでお話した。

 

簡単に、家計の収入を増やすといっても、

ただただ、バイトを増やせばいいというものでもない。

この佐久穂学習倶楽部の運営もあるし、

3愚息と妻をからめた、家庭での立ち回りや都合もある。

いろいろと考えたり調整したりしなければならない。

それでも、現在53歳である私は、

今後10年ぐらいのことを考えて、学校教諭の道に進むことを考えた。

 

で、2つの就職試験に出願。

ひとつは、イエナプラン教育を実践している、佐久穂町にある茂来学園。

現在、大日向小学校があり、

来年度、新たに中等教育学校を旧佐久西小学校あとに設置するそうなので、

新規募集をねらってそこに。

 

もうひとつは、順当に長野県義務教育教員採用試験に出願。

もう30年前ぐらいに受けたときとは、だいぶ違って、

社会人枠の拡大や年齢制限の実質上の撤廃もあって、

53歳の私でも出願できる状況にあった。

 

いずれにせよ、昨今の教員不足という社会情勢もあり、

家計の収入を安定させると同時に、

少しでも自分の技能を活かして社会貢献ができればと思ってのことだ。

 

だが、単純な結果から言えば、両方とも不採用となった。

いや、不採用どころか、

いちばん最初の段階ではじかれてしまった。

 

茂来学園初等教育学校については、

常勤職員と臨時講師の2つに希望を出したが、

最初のエントリーシートにて不採用。

長野県義務教育教員採用試験については、

筆記と面接で構成される1次試験において、

不合格となった。

両方とも詳細については後日の記事にあげる。

 

現実は思っている以上に厳しい・・・。

私が無能者であるということは、結果から理解できるが、

本当に教員が不足しているのだろうか?

と、正直思ってしまう。

が、結果は結果。

わたしよりも優れた教員がたくさんいた・・・ということなのだろう。

 

一方で、長野県教員の臨時講師についてのエントリーもしておいた。

これについては、現在運営している佐久穂学習倶楽部をそのままに、

昼間の時間が有効利用できたらという思いもあったし、

同時に高等学校にて教育に関わることが、

人生の中のやってみたいことの1つでもあったので、

当然の最速でエントリーをした。

こちらについては、たまたま御縁があって、

引退される講師の先生に紹介される形で、

地元の高等学校の公民科の授業を受け持つことになった。

週8コマとはいえ、ありがたいことである。

 

ここでちょっとしたアクシデントが起こる。

この高等学校非常勤が決まったあと、

すぐに別の学校から電話がきた。

産休に入る先生の代わりに臨時採用は可能か?との、

その学校の校長先生からの問い合わせであった。

残念ながら先に高等学校の非常勤講師を受けてしまった関係で、

丁寧にお断りをした。

そして、電話を切ったあと、

慌ててエントリーの取り消しを長野県教育委員会に申し出て、

こういった行き違いがないようにしたわけだが・・・

 

ここで押さえておかなければならないのは、

人手不足の状況になった場合、

その学校の校長先生が人手を補充する手配をする

という事実だ。

当然、電話をかけてきた校長先生はエントリーから、

私を見つけて電話をかけてきたということになる。

私が非常勤をすることになった高等学校は、

引退しようとする非常勤講師の先生の紹介という形で、

その高等学校の校長先生が私を手配したということになる。

 

教員不足だと社会的に大問題になってはいるが、

それは教員採用試験という本採用の場面ではなく、

それぞれの学校ごとに任せられた欠員補充の場面でこそ、

大問題となっているということだ。

 

というわけで、

社会的大問題の中、

私は茂来学園と長野県教育委員会から、

最初の段階で不要であると判断されてしまった。

茂来学園には面接もしてもらえず、

長野県教育委員会には模擬授業もさせてもらえなかった。

正直、佐久穂町議会議員選挙に落ちたときよりも、

自分の実力がないことが突きつけられて、

・・・凹む。

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