6月28日と29日に、
長野県義務教育教員採用試験に行ってきた。
昨今の長野県義務教育の教員採用は、
事実上、年齢制限をとっぱらって、
私のような当時53歳であったとしても、
受験をさせてもらえるようになった。
試験の方法もたくさんあって、
私の場合は、いわゆる民間からの社会人枠での受験となる。
ほかにも、公立義務教育教員経験があるひとは、
また別の枠での受験もできる。
私のように、
私立中学校である佐久長聖中学校での6年間の勤務や、
5年間の担任経験は、
残念ながら価値を持たないらしい。
だから今現在、
臨時採用として雇用されている人は別枠受験となるのだが、
じゃぁ、その人達が採用試験で特に有利かと言われると、
それほどでもない気がするところが、
長野県教育委員会のイタイところだと思う。
私は、中学校社会の民間社会人枠として受験。
1次選考の科目は、
学習指導要領を含む社会科全般の筆記試験と個別面接である。
社会人枠については、
教育法規などを含む教職教養60点分の試験が免除される。
結果から言うと以下の通り。

というわけで残念ながら不合格ということになった。
一応、全体の倍率は3.1倍となっているので、
私程度では教員として役に立たないという判断は正当なのかもしれない。
思い出せる範囲で、
筆記試験と個人面接について書いていく。
筆記試験は、高校受験の知識をすこし難しくしたもの。
高校受験を専門とする職業の私が79点なのは、
ひとつは世界史日本史の細かい年代や名称がわからなかったから。
もうひとつは、学習指導要領の学習が不十分であったから。
特に「追究」という言葉を失念したのはイカンかった・・・。
全体には資料を読み取る問題が多い印象。
ひとつ気になったのはEUやUSMCAなどの動きを何というかという問題。
指定があって漢字4文字・・・これがわからなかった。
私の頭の中では地域経済統合なのだが・・・4文字?
久しぶりに受験中のパニックを体感できた。
結果的には100点中の79点。
だが、それで不合格なので、合格した人は80点以上ばかりということか・・・。
これから教員になる人達の学力の高さに恐れ入る。
面接試験については面接官が1人。
もうひとりはサポート役のようだ。
質問内容は答えづらいものが多い。
というか、
遠大な質問をしているくせに答える時間が短い。
会話のやり取りも結果的に少なくなる。
何を引き出そうとしているのだろうか?
質問された内容は、
子どもたちのどんな瞬間に素晴らしさを感じるか?とか、
子どもたちの〇〇な部分にどう関わっていくか?など・・・・。
これらの質問は民間からの受験者にはナンセンスだと思う。
教職経験がないという面を受験者につきつけたいならともかく、
むしろ民間企業経験者であるがゆえの、
学校現場や職員間での
できることややりたいことを聞くべきだろう。
でなければ民間から受験をさせる意味がない。
もしかしてあれか?
民間からの社会人枠というのは、
教育委員会側が教員として社会人を必要としているのではなく、
困っている社会人を拾ってあげる枠とか考えているのか?
面接の最後には、
運動会の徒競走に順位をつけるか否かについて、
職員会議のシュミレーションをした。
そもそも、中学社会で受験しているのに、
その想定はレアすぎるでしょ。
だいたい中学校での運動会はないし、徒競走もたぶんない。
音楽会とか合唱コンクールなんかの順位ぎめとかにすればいいのに・・・。
その議論も一通り私が主張した時点でタイムアウト。
議論するっていうのに、
こちらが話すことがないという前提なのか?
大体、自由議論なんか職員会でやらんだろ。
大方針があってそれに意見することはあっても・・・だ。
これは民間企業も同じ。
だからあえて面接官に質問をしたのだよ・・・
「公式の職員会議ですよね?」って。
結果、40点中、23.2点。
ひっく!!!
いずれにせよ、
どれぐらいの感じで自分が不合格になったのか、
全く実感を伴わないので、
昨年度の長野県教員採用試験の公表結果を参考に確認してみた。


どうやら各試験の合否については、
一般枠、社会人枠(教職)、社会人枠(民間)と分けているようだ。
私はこの中の社会人枠(民間)なので、
前年度同様だと考えれば、
24人の中の11人に入れなかった・・・ということになる。
社会人枠(民間)の最終合格は5人というから、
通常倍率よりもちょっときつめの5倍を争うぐらいだったのだろう。
というわけで、
私は教員として不適合者であることが改めて判明した次第。
佐久長聖中学校で私に担任を持たれた生徒たち、
そして私に、学年主任を持たれた生徒たち・・・
本当に適正がない人間が担任や学年主任を受け持って申し訳なかった。
君たちの3年間に対して、謝罪申し上げる以外にない。

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